北鎌倉の駅から坂道の住宅街を登っていくこと約15分。さらに細い脇道をたどっていくと緑に囲まれ三面ガラスの明の部屋と窓のない暗の部屋を持つポラリスというギャラリーにたどりつく。そのギャラリーで9月14日から菅野美榮展ーいきるかたちーが始まりました。

明の部屋にはみつろうをまとった糸2000本が、植物の気根のように天井から垂れている。暗の部屋には1300本のタンポポの綿毛が夢を誘うように敷かれ、床に黒いアクリル板が敷かれ、覗き込むと綿毛と茎とみつろうのしずくが写りこみ、深い心の記憶の底を思わせます。

植物の世代をつなぎいきるためのパワーをイメージした作品たちです。不便な場所ですが、訪れる方を待っています。金土日のみの開廊。10月20日まで

 

コメントをどうぞ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です